紳士のスーツに高級テーラーがあるように、お着物・帯にも高級のお仕立てがあります。
銀座きものなかがわは上質で高級なお着物を扱う以上、プロの採寸と仕立てを責任もってご提供いたします。
お客様が最高の着心地でお着物をお楽しみいただけること。将来お仕立て直しをされる際まで見越しておくこと。
そのためにプロならではのこだわりを貫きます。
お着物や帯を仕立てる際に、ポイントとなるのが八掛や裏地の色合わせです。
少ししか見えない部分ですが、この配色によって、着こなしのセンスが問われてゆきます。
銀座きものなかがわは、お召しになる方のご年齢、髪やお肌の色、着用シーンなど
考えられる要素をすべて加味し、配色を定めています。
反物の持ち味を引き出し、上品さ、優雅さ、聡明さを感じさせる配色にこだわっています。
同時に、胴裏地や帯芯も、着物や帯の品質に見合った品をご用意します。
着用する方だけが分かる、着心地の良さ・締め心地の良さは、このような細かいこだわりの積み重ねです。
着物のお仕立てにおいて、一番こだわるのは「裄(ゆき)」の採寸。首の中心から肩先までと、肩先から手のくるぶしまで、この2つをしっかり採寸することで、着付けた際のフィット感が格段に良くなります。こだわりの採寸方法に基づいて、着心地の良いお仕立てをご提供しています。
たとえば帯のお仕立ての場合、手先に余裕がある場合にはできるだけ内側に縫い込む形でお仕立てをします。のちにお仕立て直しをされる場合、長さが必要になる可能性を考慮しているためです。お着物も同様に、余裕がある場合には縫い込んで将来的に長さを出せるように配慮します。良いお品物をご提供する立場の使命だと考えています。
お着物のセンスの良さを左右する要素の1つが「八掛のお色選び」です。弊社は八掛のお色選びにも細心のこだわりをもっています。年齢やご利用シーンによって選ぶお色が異なるほか、同じ色味でも微妙に異なる色調を見極めて、最も美しく上品な八掛を選び抜きます。
日本の職人による手縫い仕立てにこだわっています。適度な糸の張力、縫い込みの丁寧さなど、繊細な手技と職人魂による丁寧なお仕立てに敵う仕立て方はありません。また手縫い針は径が極小のため、生地へのダメージが少なく、お仕立て直しをされる際にも針穴が目立ちにくく、美しさと品質を保つことができます。